朝、学校に行く途中の道端に人一人入れるくらい大きな雪の固まりが落ちてた。
よく見ると餃子だった。 うっすら透明な皮の中で何かがもぞもぞ動いてた。 気になって皮の合わせ目をぺらっと開くともわっと湯気が立ち昇って、その湯気の中におじさんが気持ちよさそうに寝てた。多分有給休暇ってやつだ。 有給休暇うらやましいなぁと思いながら私は皮を元通り閉じた。 湯気が一瞬で見えなくなって、後にはニンニクの臭いだけが微かに残った。
by asi384
| 2005-02-21 17:21
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